紙の受領書管理が限界だったので、自分用の計算WEBアプリ作ってみた【前編】

仕事で受付業務をすることがあるのですが、受領書がいまだに手書きです。

それ自体が大変というより、1日の終わりの締め作業がとにかくしんどい。

受領書の控えを1枚ずつめくって、項目ごとに金額を足して、合計が合っているか確認する。

やっていることは計算だけ。

複雑なことは何もないのに、多い日は50件、60件を超えることもあって、これを毎回手作業でやるのが本当に骨が折れます。

受領書そのものをデジタル化するのは、会社的に難しそう。

だったらせめて、計算作業だけでも楽にできないかと思ったのが始まりでした。

この記事の目次

「計算だけ楽にしたい」それが全部の始まり

私がやりたかったのは、たったこれだけです。

  • 受領書に書いた金額の合計と、手元にある現金が合っているか確認したい
  • 受領書の項目ごとの合計金額を、ぱっと見で把握したい

つまり、締め作業の時短と、計算ミス防止。

専用のアプリがあればいいのにと思ったのですが、当然そんなピンポイントなものはありません。

じゃあ自分で作れないのかな?という考えが、ふと頭に浮かびました。

私が作ろうとしたのは、こんな計算WEBアプリ

作ると決めたものの、最初から完成形がはっきりしていたわけではありません。

でも、ぼんやりとしたイメージはありました。

  • スマホのWeb上で使えること
  • アプリを入れなくていいこと
  • 紙の受領書と同じ感覚で使えること

構成としては、こんな感じを想定しました。

トップページ(各ページへのメニュー)

受領書金額の入力ページ

入力したデータを保存・修正するページ

各項目の合計金額が分かるページ

紙の書式と同じ形で確認できるまとめページ

完全に自分用。

他の人が見たら意味がわからなくてもOKなやつです。

何もわからないので、AIに全部聞いてみた

問題はここからです。

何から始めたらいいのか、さっぱりわからない。

ということで、潔くAIに頼ることにしました。

AIにWEBアプリの構成を伝えているプロンプト

ここで使ったのが Perplexity。私は親しみを込めて「パプちゃん」と呼んでいます。

パプちゃんを選んだのは単純に、いつも使っているAIだからという理由だけです。

やったことはとてもシンプルで、

  • 頭の中にある完成イメージを言葉で説明
  • 「これってどうやって作るの?」と聞く

プロンプトも、よく見るような立派なものではありません。

本当に会話レベルです(笑)

ただし、最初に必ず伝えていたのが、「私は完全な初心者です」ということ。

これ、地味に大事でした。

やり取りが続くと、忘れた頃に専門用語をさらっと投げてくるんですよね(笑)

そういうときは遠慮なく、「だから初心者だって!その言葉わからないよ」と伝えていました。

初心者でも作れる。でも「聞き方」は大事だった

パプちゃんが教えてくれたのは、こんなことです。

作りたいものは HTML・CSS・JavaScript を使ったWEBアプリ

テキストエディタが必要

公開には Netlify や GitHub Pages が便利

実際の手順は、ほぼコピペでOK

言われた通りに進めていくと、少しずつ形になっていきました。

ただ、途中で気づいたこと。パプちゃんの説明が、たまに曖昧。

「このコードを◯◯に置き換えてください」

と言われて違和感を覚え、

「全部置き換えていいの?」と聞いたら、

「いえ、◯◯の中に追加してください」

いやそれ、置き換えじゃないじゃん(笑)

実際のやり取りがこちら。

AIとのやり取りで疑問が浮かんだ瞬間

このとき感じました。AIに頼るにしても、疑問を持てる最低限の感覚は必要だなと。

学生の頃に少しだけHTMLを触ったことがあったので、「ん?」と引っかかれたのかもしれません。

もし完全に何も知らなかったら、言われるがままに進めていたと思います。

「基礎は必要かも」と思い始めたタイミング

この件をきっかけに、

  • わからないことは、そのままにしない
  • 「まあいいか」で流さない

というマイルールを決めました。

ゆるくやるけど、無駄になることは避けたい。

この頃から、ちゃんと基礎も少し勉強した方がいいかもと思うようになります。

Progate(プロゲート)で基礎を学び始めたときの正直な感想はこちらでまとめています。

それでも、ちゃんと形にはなっていく

作業は基本、この繰り返しでした。

  1. 指示を出す
  2. コピペする
  3. 動作を確認する
  4. うまくいかなければ修正をお願いする

保存できない、項目を増やしたい、まとめページはまだイメージが固まらない…。

そんな細かい調整をしながら、少しずつ「自分のための形」に近づいていきました。

ちなみにパプちゃんへの指示を一部お見せするとこんな感じ。

WEBアプリの詳細を詰めているプロンプト

きっとプロンプト(指示)を書く上で、こうやって書くといいみたいなことがあるのだろうけど・・

自分用WEBアプリなので、そこまで手をかける必要もないと判断。

これでもなんとか形にはなっていったので、結果オーライということで!

前編まとめ:初心者でも「目的が小さければ」作れた

今回感じたのは、

完璧な知識がなくても、目的がはっきりしていれば、AIと一緒に形にすることはできる。

ということ。

ただし、丸投げではなく、疑問を持つ姿勢は必要。

次回は、このWEBアプリを実際に公開するまでの話と、そこでぶつかった壁について書こうと思います。

後編に続く。

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